「Voicyってどんな人が働いてるの?」
こんな質問をよく受けるので、定期的に社員にインタビューしていくことにしました。
第三弾はエンジニアの飯塚航平。
これまでどんな活動をしてきて、いまはどんな仕事に取り組んでいるのか、語ってもらいました。
Voicy上のチャンネルでも飯塚が熱い想いを語っています。彼の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてはいかがですか?
【公式】Voicy’s Voice #14 ユーザーファーストが魅力 – エンジニア 飯塚
Voicyの徹底したユーザーファーストに魅力を感じた
前職は医療系のシステム会社でした。母親が医療系のパートを行なっている中で、とても忙しいのを横で見ていたことから、人の命を助ける素晴らしい仕事をしている人たちが忙しさで心を病んでしまったりするのはおかしいと感じていました。
病院の経営分析システム事業の立ち上げにジョインして、システムの要件定義、設計、開発、CSと一通りの業務を担当していました。最年少で医療の知識もシステム知識もまったくなかったので、周りに負担はかけられないとがむしゃらに働いていました。
転職のきっかけは、他の会社ではどのような未来を目指して開発しているのか見てみたくなったことです。
ユーザーが使っていて楽しいと感じたり、いままでの考え方を変えられるようなサービスを作っている会社を探してみようと思い、いくつかの会社でインターンした中で、Voicyの「ユーザーに最高価値の体験を感じてもらえるプロダクトを出して喜んでもらう」ことに対しての徹底さと、音声テクノロジー自体の将来性に魅力を感じました。
入社前の関わりとしては、勤務していた会社が終わってからと休日のインターンでした。だいたい就業後にVoicyに行くと、みんなでテーブルを囲んで食事をしており、家族感、部活感が強いというイメージはありました。
また技術的なスキル以外の人間的な成長がすごく求められている印象があり、みんなが周りに喜んでもらえるように行動しているという意識を入社前から感じていました。
いくつか会社をまわっている中でVoicyは一番目指すビジョンがすっと腑に落ちてきて、この会社であれば、自分の目指すようなサービスを世に出すことができる、会社にも貢献できる、面白いメンバーと一緒に成長を楽しめるという直感が働き、入社する気持ちになっていきました。
経営陣と距離が近く、刺激に
業務委託として入社前から関わっていましたが、入社後はだんだんとWeb側のVoicyの開発に集中的に取り組んでいます。また、スマートスピーカースキルも開発しています。
経営陣との距離がかなり近いので、経営陣が組織に関して考えていること、メンバーに対してどうなって欲しいと考えているかが月次の振り返りや1on1だけではなく、普段の会話からも感じられます。
日頃から自分が周りに価値を生み出せているか、と自然に考えることができる環境はVoicyのとても良いところだと思っています。
また、ここまでやってくれるのかというくらいコードレビューを丁寧にしてくれるメンバーや、組織をより良くするために社内外で発信してくれるメンバーと一緒に仕事をするのはとても刺激になります。
これから社員数も増えていくとは思いますが、全員がサービスのことも組織のことも死ぬ気で考えているのは、他の組織ではなかなか味わえない感覚だと思います。
「なくなったら困る」と言われるサービス

Voicyで働いていてやりがいを感じる瞬間は、とにかくユーザーからの声が届いてくるときです。
チャンネルを配信しているパーソナリティの方々からも、それを聞いているリスナーの方々からも、「なくなったら困る」「生活が変わった」「友達に勧めたい」という声が聞こえてくるので、それを作って改善していくこと自体にとてもやりがいを感じます。
と同時に、これからもっともっと良くしていって、もっとユーザーさんにGiveしていかなければという責任も感じています。
さらにその先には「音声でワクワクする社会を作る」というとてつもなく広い世界が広がっており、それに対してはまだまだ人も技術も足りていないので、そこをみんなで一緒に作っていけるということは大きなやりがいとなっています。
エンジニアとして音声の魅力を具現化していく
いまスマートスピーカーが世の中に浸透していく中で、あらゆるデバイスから人が情報を受け取る方法は、すべてのデバイスに画面がつけられないという制約からも音声が主流になってくると考えています。
ゆくゆくは「自然に欲しい情報が音声で勝手に伝わってくる」というようなインターフェース化が進んでくると思われます。
音声の内容以外にも、性別、声色、トーン、話す速度、大きさなど、さまざまな要素を分析できれば、「20代男性が聞き続けたくなるような音声」や「30代女性が購買行動に移りやすくなる音声」なども理論的には取得できるようになってくるでしょう。
音声は今後、データとしてもとても魅力的な存在になっていくのではないかと思っています。
音声自体に魅力があり、実際にサービスを使ってくださっている嬉しい声はたくさん聞こえてきているものの、いまはまだ音声自体の力に甘えてしまっている状態だと思っています。
音声の可能性については社内でもかなり確信を持って事業に取り組んでいますが、その目指したい未来を実現できるような組織の大きさにはなっていないのが、いまの課題です。
今後はエンジニアとしてもっと音声の魅力を具現化して、サービスに昇華していく必要があると思っていますし、そのためにはまだまだサービスやユーザーと向き合う時間もエンジニアスキルも足りない状態です。
これらを同時に高めていって、音声の魅力を最大化して、最高のサービスを作っていきたいです。